防水工事にかかる金額の相場は?点検はどのくらいの頻度ですればいい?
防水工事の相場はコレ!事前に確認しておくと安心
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家を建ててから数年たつと、「そろそろ防水工事の点検しなきゃな」と思うことでしょう。
点検といってもどんなことをするのか、金額はいくらなのか、分からないことだらけですよね。
この記事では、防水工事の点検の内容と、金額の相場について解説していきます。
目次
定期的にした方が良いメンテナンス
防水工事の点検の話をする前に、メンテナンスの重要性についてお話ししておきます。なぜなら定期的にメンテナンスをすることで、防水工事が長持ちするからです。
メンテナンスといっても自分で手軽に出来るものから、業者にお願いする場合もあります。なるべく費用を抑えたい場合は、できるだけ自分ですると良いでしょう。
自分でできるメンテナンス
自分でできる内容としては、ドレンの掃除が挙げられます。
ドレンとは排水溝のことで、屋上やバルコニーがある場合、水が溜まらないように用意されていることがほとんどです。ここが汚れていたり詰まっていると排水が上手くいきません。
ドレンは外野にあるものなので汚れやすいです。なので定期的に汚れを取り除くことをオススメします。
防水工事を少しでも長持ちさせるために、面倒くさがらず手入れをしていきましょう。
業者によるメンテナンス
防水層を維持させるためには、業者の力も必要です。業者によるメンテナンスとしては、トップコートが挙げられます。外気にさらされている屋上やバルコニーは紫外線によるダメージを受け続けているので、塗装がダメージを受けやすいのです。
定期的に業者にお願いしてトップコートを塗ることで、あなたの家の防水工事が長持ちするでしょう。
点検をする頻度はどのくらい?
では、定期的なメンテナンスをしたうえで、点検をする頻度はどのくらいなのかまとめていきます。
自分でする点検と業者に頼む点検で頻度が違うので、しっかり確認しておきましょう。
セルフ点検
自分の家のことはやはり自分が一番分かるものです。
日頃から壁や塗装にヒビが入っていないかなど、異常が起こっていないか気にかけておきましょう。
そして前述したドレンの清掃は、3か月に一度を目安に行うことで、防水工事の効力を持たせることが出来ます。
業者による点検
業者による点検は、5~10年になります。
5年ごとにトップコートを塗り、10年に一度定期点検をすると良いでしょう。
定期的に家の状態を見てもらうことで、見落としがちな家の異常に気が付けることもあります。
手遅れにならないように、定期的な点検はしっかり行うようにしましょう。
屋上の防水工事の金額相場
定期的な点検が大事なのは分かりますが、やはり気になるのは金額ですよね。修繕内容によって金額は違ってくるので、あくまで目安として考えておいて下さい。
トップコート
トップコートにはグレードがありますが、大体1500~2500円/㎡になります。敷地の広さとグレードを考えながら、業者と相談して金額を出してもらいましょう。
修繕費
防水工事の施工によって変わってきますが、以下を目安にして下さい。
- ウレタン防水-4500~7500円
- FPR防水-5000~7500円
- シート防水-4000~7000円
- アスファルト防水-5500~8500円
こちらは各1㎡ごとの金額になります。
ちなみに50㎡として考えた場合、以下の金額になるでしょう。
- ウレタン防水-22~35万円
- FPR防水-25~35万円
- シート防水-20~40万円
- アスファルト防水-27~40万円
もちろん内容や範囲によって変わってくるので、業者と相談して決めるのが一番です。
ですが、ある程度の金額を把握しておけば、修繕にかかる費用が高額でも受け止めることができます。
日々の積み重ねで安全な家を維持しよう
メンテナンスや点検にかかる費用は高額ですが、家が壊れてしまったらもっとお金がかかります。あとで後悔しないためにも、必要経費としてお金を惜しまないようにしましょう。