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遮熱塗料を使うと冬は寒い?影響が出ない理由や効果を高めるコツ紹介

家の模型

 

夏の猛暑対策として注目を集める「遮熱塗料」ですが、冬場の寒さへの影響を心配している方も多いのではないでしょうか。しかし実際には、遮熱塗料は年間を通して住環境の快適性を高められます。そこで本記事では、遮熱塗料が冬場の寒さへ及ぼす影響や、効果を最大限に引き出すポイントについて詳しく解説します。遮熱塗料の使用をお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むための時間:3分

遮熱塗料とは?

遮熱塗料は、太陽光に含まれる赤外線を反射する特殊な性質を持つ塗料です。これにより、建物の表面温度を抑え、内部の温度上昇を防ぐ効果があります。この機能は、特に夏場の高温対策として注目されていますが、年間を通じた住環境の快適性向上にも影響します。また遮熱塗料は、金属屋根やコンクリートなどの建材に適しており、建物の寿命を延ばす効果も期待できる塗料です。

断熱塗料との違い

断熱塗料と遮熱塗料は、似ているようで異なる役割を持っています。断熱塗料は、熱を遮断して外部の温度変化を内部に伝えにくくする特性があります。一方遮熱塗料は、太陽光を反射して室内への熱の侵入を防ぐ仕組みです。つまり、断熱塗料は内部環境の温度維持を重視していて、遮熱塗料は表面温度の低減を主な目的としています。

遮熱塗料が選ばれる理由

遮熱塗料が選ばれる理由として、以下の2点が挙げられます。

 

  • 節約につながる
  • 夏冬を通じた快適な住環境の実現

 

それぞれの内容を解説します。

節約・環境保護につながる

遮熱塗料を使用することで、建物内部の温度上昇を防ぎ、冷房の使用頻度を抑えられます。結果として冷房にかかる電気代の削減につながり、二酸化炭素の排出削減にも貢献します。このように、省エネと環境保護、節約の両立が期待できる点が、遮熱塗料の大きな魅力です。

外壁や屋根の劣化を防ぐ

遮熱塗料は、太陽光に含まれる紫外線や赤外線を反射するため、外壁や屋根が過度な熱を吸収するのを防ぎます。そのため、塗装面が高温で劣化し、ひび割れや塗装の剥がれの発生を軽減できる点が人気の理由です。紫外線による色あせや素材の劣化も防げるので、建物全体の美観と機能性を長期間維持できます。

遮熱塗料を使うと冬は寒い?

遮熱塗料は、名前のイメージからか、冬場に寒さを感じるのではないかと心配する方が多いですが、実際にはそうした影響はほとんどありません。遮熱塗料は主に夏場の熱を反射することを目的としており、冬場には熱を逃がさないようにする建物の断熱性が重要になります。

 

そのため、遮熱塗料を使用しても、適切な断熱対策が施されていれば、冬場の室温には大きな影響は出ません。この点を理解することで、年間を通じた使用のメリットを実感できます。

遮熱塗料を効果的に使うポイント

遮熱塗料を効果的に使うためには、以下のポイントを押さえましょう。

 

  • 定期的なメンテナンスを欠かさない
  • 塗装する場所を選ぶ
  • 他の断熱対策と併用する

 

詳しく解説します。

定期的なメンテナンスを欠かさない

どの塗料にもいえることですが、遮熱塗料の効果を長期間維持するためには、定期的なメンテナンスが必要です。塗料の剥がれや汚れが見られる場合は、早めに対処することで、塗装面の劣化を防ぐことができます。また、数年ごとに専門業者に点検を依頼し、必要に応じて再塗装を行いましょう。

塗装する場所を選ぶ

遮熱塗料を施工する場所によって、その効果が大きく変わります。特に、屋根や外壁など太陽光を直接受ける部分に塗装することで、夏場の遮熱効果を最大限に引き出すことができます。遮熱塗料を使用すべき場所は、日当たりの具合にもよるので、気になる方は専門業者に相談してみましょう。

他の断熱対策と併用する

遮熱塗料を効果的に活用するためには、断熱材や窓の断熱フィルムなど、他の断熱対策と組み合わせることが有効です。これにより、夏場だけでなく冬場の暖房効率も向上し、年間を通じたエネルギー消費の削減が期待できます。

遮熱塗料は冬場でも安心

遮熱塗料は、冬場の室内温度に影響を与えることなく、夏場の冷房効率を大幅に向上させられます。適切な断熱対策と併用することで、年間を通じた快適な住環境を実現可能です。遮熱塗料を検討している方は、ぜひ専門業者に相談してみてください。

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