防水工事が必要?劣化のサインから見る適切な処置とは
あなたの家は大丈夫?こんなサインがあったら防水工事が必要な可能性大
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マイホームを手に入れて一安心していても、その防水工事は一生持つわけではありません。
どんなものでも、時間とともに劣化していくのは仕方のないことです。
この記事では見落としがちな劣化のサインをお教えします。
また、住居が手遅れにならない為の処置のしかたも解説しますので、ぜひ参考にして下さい。
目次
防水工事でいう劣化の基準とは?
ずっと住んでいると気付きにくいものですが、私たちが住んでいる家は日々劣化が進んでいます。
劣化というと聞こえが悪いですが、毎日風にさらされながら住民を守る家には、相当な負担がかかっているのです。
基本的に劣化していると判断される基準は、経年数やどんな改修をしたかで決まってきます。
劣化具合は防水層の目視・指触・打検の総合で判断されるので、見た目だけではなかなか分からないのが難しいところです。
こんなサインがあったら危険?セルフチェックリスト
劣化と言っても見てすぐに分かるものもあれば、専門家に見てもらわないと分からない場合もあります。
なので自分で判断できない場合は、業者にお願いして見てもらいましょう。
ですが、家の状態が悪くなってしまう前に、日頃から異常はないか確認しておくことをオススメします。
ここでは、わざわざ業者を呼ばなくても手軽に出来る、セルフチェックリストを用意しました。
これらを見ながら家の状態を確認していきましょう。
見た目
防水工事をした場所がひび割れていたり、タイルを貼っている家であれば浮くことがあります。
また、一ヵ所だけ塗装がふくれていたり、はがれているのも劣化のサインです。
この辺りは日常でも気づきやすいポイントなので、比較的見つけやすいでしょう。
屋上やバルコニーであれば、勾配不良や草木が生えてくることがあります。
雨水がたまることで防水層の劣化が早まるからです。
また、草木が生えるということは、防水層の下に水が回っているので、かなり危険と言えるでしょう。
状態
室内であれば冷暖房の効きが悪かったり、天井が結露するなどの症状が現れます。
“今までとなにか違うかも”と感じれば、防水層の劣化を疑ってみましょう。
雨漏りも分かりやすい劣化のサインです。
軒裏や天井から漏れることが多いですが、これらの状態では湿気が溜まりやすく、更に劣化が進むことになります。
また、塗装部分を触って手につくようであれば、チョーキングという劣化の兆候です。
素材や環境によって変わる劣化具合
防水工事に使われる素材は、熱や紫外線に弱いものもあります。
そういった施工の場合、猛暑が続くと劣化が早まる可能性が高いです。
また、例年より雨が多い、豪雨が続くなどの異常気象があれば耐用年数は短くなるでしょう。
一口に劣化と言っても、劣化に至るまでの期間は防水工事によって変わってきます。
また、自分が住んでいる場所の気候にも左右されるので、見聞きした耐用年数はあくまで目安と思って下さい。
自分が住んでいる地域に合った防水工事で適切な処置を
劣化の進み具合は各建物によって違ってきます。
少しでも耐久性を高めたいなら、住んでいる地域に合った防水工事をするのがベストでしょう。
また、なるべく劣化のサインを見逃さず、定期的に業者を呼んで点検してもらうのもオススメです。
快適な家に住み続けられるよう、日頃から注意深くチェックしておくと、もしもの時も安心できますよ。