防水工事を長持ちさせるには?施工後もクオリティを維持する秘訣とは
長持ちするかは防水工事のクオリティにかかっている
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マイホームは高い買い物であり、一生モノです。できるだけ長く、大切に使いたいのがホンネでしょう。
家を長持ちさせるために大事なのは防水工事であり、そのクオリティです。
ここでは少しでも家を長持ちさせるためのコツと、防水工事ごとの合った施工を紹介していきます。
目次
防水工事をするのは屋上?バルコニー?
まず、防水工事をするのは屋上かバルコニーかを考えましょう。
なぜなら防水工事には種類があり、それぞれに特性があります。
適材適所という言葉があるように、キチンと合った防水工事をしていかなくてはいけません。
もし間違った防水工事をしてしまえば、せっかく良い施工をしてもらっても長持ちしない可能性が出てきます。
あとの祭りにならないように、事前に合った防水工事を把握しておきましょう。
屋上に向いている防水工事
直に雨水や紫外線の影響を受けやすい場所なので、これらに対応できる施工を選ぶと良いですよ。
それでは屋上の状態に合わせて、どの施工が合っているのか見ていきましょう。
置くものが少ない屋上
家などであれば、大きなタンクなど置くものは少ないでしょうから、シート防水がオススメです。形状によっては施工が難しいことがあるので、事前に業者に相談しましょう。
出入りの多い屋上
バルコニーのように出入りすることが多い屋上であれば、アスファルト防水がオススメです。
防水性に加え耐久性も高いので、安心して使うことができます。
耐久性を求められる屋上
適度に人が出入りしたり、直射日光が当たりやすい屋上であればFRP防水がオススメです。
値段もアスファルト防水より安価で耐久性があるので、費用とクオリティの両立をしたい方にはピッタリでしょう。
バルコニーやベランダに向いている防水工事
バルコニーやベランダは、普段から洗濯物を干したりなにかと行き来する場所なだけに耐久性も重視したいところです。
形状やサイズによって合う防水工事が変わってくるので、しっかり確認しておきましょう。
小さめ or 複雑な形状や障害物が多いバルコニーやベランダ
10㎡以下のベランダ、もしくは形状が複雑であったり置いてあるものが多いバルコニーであれば、ウレタン防水がオススメです。
防水剤が液体でかつ、乾きが早いのでムラ無くきれいに仕上げられます。
ウレタンは安価でもあり様々な場所に使用できるので、気軽に防水工事として取り入れやすいです。
ガーデニングやBBQをするバルコニーやベランダ
大勢の人で出入りしたり、火を使うことを考えているならFRP防水がオススメです。
衝撃や熱に強いので、万が一のことを考えて選択すると良いでしょう。
お願いする業者はここをチェック!
防水工事をするうえで、各施工ごとの特性も重要ですが、とくに重要なのは業者選びではないでしょうか。腕前の良い業者にお願いすることで、防水工事のクオリティは格段にあがります。
施工実績があるか
やはりキチンとした実績があると、安心してお願いができるものです。
チェックすべき点としては、業者に対する口コミでしょう。
会社によっては自社サイトに顧客からの口コミを載せている事がありますし、ネットで調べることもできます。
いまお願いしようと考えている業者がいるなら、事前に口コミを確認しておくと良いでしょう。
やはり同じお客目線での評価は大きなヒントをくれるものです。
有資格者がいるか
防水工事の資格の中でも、国家資格を持っているスタッフがいれば、安心して施工を任せられるものです。
少しでもクオリティが高い防水工事を!と考えている方は、この辺りも考慮してみると良いでしょう。
ですが金額は割高になる可能性があります。
一生モノの家だから少しでも長持ちさせたい
少しでも家を長持ちさせるためには、自分の家や場所に合った防水工事が大切です。
クオリティを少しでも上げるために、色んな下調べをしたうえで防水工事を行いましょう。
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