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外壁塗装で人気の光触媒塗料とは?特徴やメリット・デメリットを解説

外壁をチェックする職人

 

外壁塗装の塗料に光触媒塗料を使ってみたいけれど、どのような製品か分からずお悩みの方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、光触媒塗料の特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。光触媒塗料を選ぶ際のポイントも併せてお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むための時間:3分

光触媒塗料とは

光触媒塗料は、太陽光や蛍光灯の光を利用して汚れを分解する性質を持つ特殊な塗料です。この塗料の主成分である酸化チタンが光を吸収し、有機物を分解する化学反応を引き起こします。外壁に塗布すると雨と組み合わせて表面を常に清潔に保つことができ、外壁の見た目や性能を長期間維持できるでしょう。

光触媒塗料の基本的な仕組み

光触媒塗料は、光が当たることで活性化する酸化チタンを含んでいます。酸化チタンは、光エネルギーを利用して活性酸素を生成し、付着した汚れや細菌、カビなどの有機物を分解します。その結果、外壁表面に付着した汚れが雨水で洗い流される仕組みです。

光触媒塗料の主な用途

光触媒塗料は、住宅や商業施設、公共施設など多岐にわたる建物に使用されています。特に、都市部や工業地域のような空気中の汚染物質が多い場所では、その自浄作用が大きな効果を発揮します。

光触媒塗料を使うメリット

光触媒塗料を使うメリットとして、以下の点が挙げられます。

 

  • 自浄作用がある
  • 防カビ・防藻効果が高い
  • 紫外線に強い
  • 環境に優しい
  • メンテナンスコストを削減できる

 

それぞれの内容を見ていきましょう。

自浄作用がある

光触媒塗料は、酸化チタンの作用によって汚れを分解するため、雨が降るだけで外壁がきれいになります。このため、頻繁な洗浄作業が不要となり、メンテナンスの手間を軽減できます。長期間美観を保つ必要がある建物や、メンテナンス頻度を減らしたい場所で採用されることが多いです。

防カビ・防藻効果が高い

光触媒塗料は、外壁に付着するカビや藻類を分解する効果を持っています。湿気が多い地域や雨の多い場所でも外壁を清潔に保つことができるため、衛生面でも安心です。

紫外線に強い

酸化チタンは紫外線を吸収する性質を持っており、外壁を紫外線から守る効果があります。これにより、塗膜の劣化を抑え、外壁の耐久性を向上させることができます。

環境に優しい

光触媒塗料は、光エネルギーを利用して化学反応を起こすため、環境に優しい選択肢です。また、大気中の有害物質を分解する効果も認められているため、環境を改善する可能性もあります。

メンテナンスコストを削減できる

光触媒塗料を使用すると、外壁の洗浄や再塗装の頻度が減るため、長期的にはコスト削減につながります。

光触媒塗料を使うデメリット

光触媒塗料を使うデメリットとして、以下の点が挙げられます。

 

  • 初期費用が高い
  • 日当たりの悪い場所では効果が限定される
  • 他の塗料に比べて施工が難しい
  • 特殊なメンテナンスが必要なこともある

 

1つずつ解説します。

初期費用が高い

光触媒塗料は、一般的な塗料に比べて価格が高い傾向があります。そのため、初期費用が高額になることも少なくありません。

日当たりの悪い場所では効果が限定される

光触媒塗料は、光を利用して汚れを分解するため、日光が当たりにくい場所ではその効果が十分に発揮されないことがあります。日当たりを考慮して、塗装する場所を選びましょう。

他の塗料に比べて施工が難しい

光触媒塗料は、酸化チタンを均一に塗布する技術が求められるため、施工に高度な技術が必要です。仕上がりを満足いくものにするためにも、確かな技術を持つ業者に依頼しましょう。

特殊なメンテナンスが必要なこともある

光触媒塗料の効果を維持するために、定期的なメンテナンスや専用の洗浄剤が必要になる場合があります。

光触媒塗料を選ぶ際のポイント

光触媒塗料を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

 

  • 建物の立地条件を考慮する
  • 既存の塗膜との相性を確認する

 

それぞれの内容を詳しく解説します。

建物の立地条件を考慮する

光触媒塗料を選ぶ際には、建物が日光をどれだけ受けるかを考慮することが大切です。特に、周囲に高い建物や木々が多い場合、光が十分に当たらないことがあります。

既存の塗膜との相性を確認する

光触媒塗料を使用する際には、既存の塗膜との相性を確認することが重要です。相性が悪い場合、塗膜が剥がれるなどの問題が生じる可能性があります。

光触媒塗料には魅力がたくさん

光触媒塗料は、自浄作用や環境への配慮など多くの利点を持つ塗料であり、外壁塗装の選択肢として非常に魅力的です。建物の立地条件を考慮したうえで選択すれば、美観を保ちながら快適な住環境を実現できるでしょう。

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