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屋根の耐用年数と工事が必要な状態とは?屋根材の種類別に解説

屋根工事の様子

屋根の耐用年数と工事時期について

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屋根の状態はなかなか見られないため、メンテナンスが必要かどうか判断しにくいですよね。下からパッと見て「まだまだ大丈夫そうだな」と思っていると、いつの間にか雨漏りなどの重大な被害を引き起こしてしまうほど、屋根が劣化していたという場合もあります。そこで今回は、屋根材別の耐用年数とメンテナンス時期、屋根の工事が必要な場合をご紹介します。ご自宅の屋根のメンテナンスはいつ行いましたか?耐用年数に近くなっている場合は、ぜひメンテナンスを検討してくださいね。

屋根材の耐用年数=屋根の耐用年数ではない!

多くの人が勘違いしていることですが、実は屋根材の耐用年数=屋根の耐用年数ではありません。雨漏りを防いでいるのは、屋根材の他に防水シートです。屋根材にはなんの問題もなくても、防水シートが経年劣化などにより、防水機能を失っていると雨漏りの原因となり意味がないのです。そのため、屋根材が耐用年数に達していないからと言って、必ず雨漏りしないとは言えないのです。屋根材の耐用年数の他に、防水シートの耐用年数にも注意しましょう

屋根材の種類と耐用年数・メンテナンス時期

屋根材には様々な種類があり、それぞれで耐用年数とメンテナンス時期が異なります。種類別に屋根材の特徴と耐用年数、メンテナンス時期を見てみましょう。

スレート

スレート屋根は、施工しやすく比較的安価であるため、多くの家で採用されている屋根です。耐用年数は10~20年で、10年に1回程度のメンテナンスが必要です。屋根自体が薄く耐久性が低いため、定期的なメンテナンスを心がけましょう。

日本家屋で使われる瓦には、「セメント瓦」と「粘土瓦」の2種類があります。それぞれの特徴と耐用年数を見てみましょう。

セメント瓦

セメント瓦の耐用年数は、瓦の中では最も低い30~40年程度です。比較的安価で購入可能できるメリットがある一方、塗料が剥がれやすいデメリットがあります。塗料が剥がれてしまうと、ヒビや欠けの原因となります。コケやカビ、藻が生えてしまうこともあるので、塗料が剥がれてしまった場合はすぐに補修するべきです。また、塗料が剥がれやすいため、10~15年ごとに塗装のメンテナンスをする必要があります

粘土瓦

粘土瓦には、「陶器瓦」と「いぶし瓦」の2種類があります。陶器瓦は、釉薬(うわぐすり)という、光沢を出したり、水が染み込むのを防いだりする効果のあるガラス質の粉末を塗ってから焼く瓦です。一方、いぶし瓦は釉薬を塗らずに焼きます。陶器瓦の耐用年数は50~100年で、釉薬が塗ってあるため、メンテナンスは半永久的に不要です。いぶし瓦もメンテナンスは必要ありませんが、耐用年数は30~50年で、陶器瓦より短い寿命で交換となります。

金属

金属製の屋根は、非常に軽量であることが特徴で、スレート屋根の上に直接施工できるのでリフォームで人気です。金属屋根には「ガリバリウム銅板(耐用年数:40年程度)」「銅板(耐用年数:50~60年程度)」「チタン亜鉛合金(耐用年数:半永久的)」の3種類があります。それぞれ地域や商品によって耐用年数やメンテナンス推奨時期は異なるので、詳しい年数はメーカーに問い合わせると良いでしょう。

屋根の工事が必要な場合とは?

屋根の耐久年数は、素材の耐久年数とは異なります。そのため、屋根の工事が必要な時期=屋根材の耐久年数とは限りません。どのような場合に屋根工事が必要となるのか解説します。

劣化、塗装剥がれ、破損がある

屋根の工事が必要な場合は、屋根材の耐久年数付近はもちろんですが、屋根材に破損があったり、塗装が剥がれていたりする場合にも必要です。とくに、台風や長雨の時期の後は、屋根に破損が出やすい時期でもあります。ごく一部でも破損していると、その部分から雨漏りしたり、家本体へのダメージがあったりと甚大な被害につながる可能性があるので、注意が必要です。

屋根は耐用年数内でも定期的にメンテナンスしよう

屋根材の耐用年数は、素材によって大きく異なります。そして、耐用年数内ならば必ず屋根が壊れないという保証はありません。屋根材が無事でも、屋根の一部である防水シートがダメージを受けていれば、屋根の機能を果たさない場合もあります。そのため、屋根は耐用年数内であっても定期的にメンテナンスをする必要があります。埼玉県付近の屋根のメンテナンスや修理は、「ホソダ」にお任せください。丁寧・低価格・高品質をモットーに、屋根のトラブルを解決します。

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